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出典付き・公開プレビュー

第3章 公式過去問と独自答案

名古屋大学 大学院工学研究科 応用物質化学専攻の院試対策講座から、公式に得られるもの、旧構成との距離、採点情報の空白、本書独自演習を区別します。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月29日
公開本文
1,616
参照資料
8
01

公式過去問の公開境界

年度、解答例、差替え、採点基準を一つに混ぜません。

大学公式の事実

大学公式の事実:直近4年と2026解答例

専攻公式過去問一覧で確認した公開範囲です。

専攻ページは2023年度から2026年度までの直近4年の基礎・専門問題を掲載しています。解答例リンクがあるのは2026年度の基礎・専門で、ページには「2025年度以前の試験問題には解答例はありません」と注記されています。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026資料は5月11日に差替え

専攻ページの更新注記と取得ファイルを対応させた事実です。

公式ページは2026年度入試問題・解答例について一部誤りがあったため、2026年5月11日に差し替えたと案内しています。現在の四つのリンク先は差替え後の問題・解答例です。

本書による説明

本書による説明:2026問題と2027要項の構成は異なる

取得済み旧問題と2027年度制度の構成差を説明しています。

2026基礎は統合前の基礎物理・有機・無機・生化学から3科目を選ぶ構成です。2027年度は統合後の三分野各2問から4問を選ぶ構成です。

本書の提案

本書の提案:旧問題は内容練習に限定する

旧問題の使い方を年度制度と混同しないための本書の提案です。

2026問題は論点、条件読解、記述量の練習に使い、2027年度の当日構成と選択数は2027募集要項・専攻ページを基準に判断します。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:採点基準と部分点

取得した問題・解答例と2027資料で公表を確認できない項目です。

確認した公式問題・解答例には、問別配点、部分点の条件、減点表、合格答案の最低水準、2027年度の作問者は掲載されていません。解答例を採点基準と言い換えることはできません。

02

2026問題から読める答案動作

問題を再掲せず、要求された操作と解答例の役割を読みます。

大学公式の事実

大学公式の事実:基礎物理化学問1は一次元無限井戸

取得した公式基礎問題の設問構成を要約し、問題文は再掲していません。

2026年度基礎物理化学の問1は、一次元の箱の中の粒子を設定し、期待値の式、規格化とエネルギー、確率密度の極大・極小を扱います。問題は3頁にわたり全問解答と指示されています。

大学公式の事実

大学公式の事実:専門1は理想気体の過程を追う

取得した公式専門問題の第一問を要約し、数値や全文は再掲していません。

2026年度専門1は、ピストン付き容器の理想気体について、等温可逆、定外圧、断熱可逆などの過程をたどり、仕事、内部エネルギー、エントロピー、エンタルピーを求めさせます。

本書の提案

本書の提案:解答例と答案を手順で比較する

公式解答例を答案改善へ使うための本書の提案です。

本書では、自分の答案と大学の2026解答例を比べるとき、最終値だけでなく、系と外界の定義、使った保存則、状態量と経路量の区別、符号、単位がどの順で書かれたかを確認します。解答例を採点基準とは扱いません。

本書の提案

本書の提案:一問を三回、異なる制限で解く

公式過去問と解答例を使う反復法の提案です。

一回目は時間無制限で根拠を全部書き、二回目は制限時間で解き、三回目は式を隠して口頭で説明します。三答案の差を「知識不足」「条件の読み落とし」「計算」「表現」に分けると、次の復習先が決まります。

03

本書独自演習:二段階の理想気体過程

問題文の読み方と答案の組み立てを、公開用の独自問題で示します。

本書による説明

本書による説明:用語を先に固定する

公式専門範囲と2026問題に現れる用語を平易に整理した説明です。

内部エネルギーUとエントロピーSは初めと終わりで決まる状態量、仕事Wと熱Qは途中の経路に依存する量です。理想気体の等温過程では温度一定、定積過程では体積一定という条件を式へ先に移します。

本書の提案

本書の提案:独自問題の問題文

大学の過去問を複製・復元した問題ではありません。

大学が公表した過去問ではなく、本書が公式範囲に沿って独自に作った演習です。n molの理想気体を温度T1、体積V1から可逆等温で2V1へ膨張させ、続いて体積を固定してT2まで加熱する。各段階と全体の気体のした仕事、内部エネルギー変化、エントロピー変化を求めなさい。定積モル熱容量をCvとします。

本書の提案

本書の提案:問題文の読み方

独自問題の条件を落とさない読み方の提案です。

線を引く語は「可逆等温」「体積を固定」「各段階と全体」です。求める量を二行三列の表にし、一段目を等温、二段目を定積、列をW・ΔU・ΔSにします。符号はここでは気体が外へした仕事を正と宣言します。

本書の提案

本書の提案:答案の組み立て

独自問題の答案構造に関する提案です。

各段階で、条件、使う式、代入、結果、短い検算の順に書きます。最後に状態量は二段階の変化を足し、仕事は経路ごとの値を足します。いきなり全体式を書かず、どの条件がどの式を許したかを残します。

04

独自演習の具体的な解答例

二段階の式、合計、用語、失点しやすい書き方まで示します。

本書の提案

本書の提案:第一段階の解答

本書独自問題に対する具体的な解答例です。

可逆等温膨張では理想気体の内部エネルギーは温度だけで決まるのでΔU1=0です。気体のした仕事はW1=nRT1 ln(2V1/V1)=nRT1 ln2、エントロピー変化はΔS1=Qrev/T1=nR ln2です。

本書の提案

本書の提案:第二段階と全体の解答

本書独自問題の第二段階と合計の解答例です。

定積加熱では境界が動かないためW2=0、ΔU2=nCv(T2−T1)、ΔS2=nCv ln(T2/T1)です。全体はW=nRT1 ln2、ΔU=nCv(T2−T1)、ΔS=nR ln2+nCv ln(T2/T1)となります。

本書の提案

本書の提案:検算を答案へ残す

具体的な解答例を符号・単位・極限で検算する提案です。

WとΔUはエネルギーの次元、ΔSはエネルギー毎温度の次元です。T2>T1なら定積加熱のΔUとΔSは正、膨張なので気体のした仕事も正です。対数の中は2またはT2/T1で無次元になっているか確認します。

本書の提案

本書の提案:失点しやすい書き方

独自演習で起きやすい誤りを防ぐ本書の注意です。

「等温だからQ=0」とする、定積なのに仕事を残す、仕事の符号規約を書かない、ΔSをQ/Tと機械的に置いて不可逆過程にも広げる、対数へ単位付き量を直接入れる、二段階の温度を混同する書き方は避けます。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2027年度 名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程学生募集要項

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年4月発行・2027年度入学|確認:2026-08-29|参照箇所:PDF全35物理頁。pp.2,6,12-23,28,32,34。定員・A/B・出願・試験・修了要件、TOEFLのD377/69(Engineering, Other)、Test Date Scores、MyBest Scores不採用、A不成立後7月29日17時までの再提出許可、触媒設計学を含む正式9分野を照合。

  • 化学・生物工学系三専攻 大学院入試

    名古屋大学大学院工学研究科 化学・生物工学系三専攻|資料:確認時点の2027年度欄|確認:2026-08-29|参照箇所:第3志望、2026年8月実施からの無機・物理化学統合、日程、過去問直近4年、2026解答例、2025以前は解答例なしを確認。

  • 2027年度 専門科目出題範囲

    名古屋大学大学院工学研究科 化学・生物工学系三専攻|資料:掲載欄2026-05-07 Update・PDF脚注2025-05-07|確認:2026-08-29|参照箇所:全1頁を画像照合。生化学欄の公式語は『RNA合成とプロセシング』『タンパク質とプロテオームの探究』『遺伝子とゲノムの探究』『シグナル伝達経路』。無機・物理、有機・高分子の範囲と日付差も確認。

  • 2026年度大学院入試 基礎問題

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度入試・2026-05-11差替え後|確認:2026-08-29|参照箇所:全13頁取得。統合前の4科目中3科目選択と、基礎物理化学問1の一次元無限井戸を確認。

  • 2026年度大学院入試 基礎解答例

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度入試・2026-05-11差替え後|確認:2026-08-29|参照箇所:全9頁取得。大学の表示名は『解答例』であり、採点基準とは表示されていない。

  • 2026年度大学院入試 専門問題

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度入試・2026-05-11差替え後|確認:2026-08-29|参照箇所:全21頁取得。専門1の理想気体について可逆・不可逆過程と熱力学量を問う設問を確認。

  • 2026年度大学院入試 専門解答例

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年度入試・2026-05-11差替え後|確認:2026-08-29|参照箇所:全15頁取得。専門問題に対応する大学公式の解答例を確認。

  • 過去問題の入手方法一覧

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:確認時点掲載資料|確認:2026-08-29|参照箇所:全1頁。化学・生物工学系の過去問入口が専攻サイトであることを確認。