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第6章 公式過去問の入手範囲と独自の抵抗・コンデンサ(RC)回路演習

京都大学 大学院 工学研究科 電気電子デジタル理工学専攻の院試対策講座から、公式配布の範囲を示し、未取得の問題を推測せず、抵抗とコンデンサを直列につないだ回路を本書独自の条件で解きます。

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第6章 公式過去問の入手範囲と独自の抵抗・コンデンサ(RC)回路演習

過去問の所在、未取得状態、独自問題、読解、立式、計算、用語、誤答防止を明確に分けます。

大学公式で提供中・本書未取得

大学公式で提供中・本書未取得:修士の過去3年分は窓口と郵送で提供される

公式の提供方法と、本書が問題を取得していないことを同時に示しました。

工学研究科の公式案内では、電気電子デジタル理工学専攻の過去問は修士課程のみ、過去3年分が提供されています。窓口では複写のための貸出を受けられ、郵送請求も可能です。窓口は10時から12時、13時から16時30分で、郵送には角形2号返信用封筒と270円分の切手などが指定されています。本書はこの公式過去問を取得していません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:Web問題、模範解答、採点基準、対象年度名は確認できない

公式提供案内に記されていない範囲を列挙しました。

公式連絡先ページには、問題を直接ダウンロードできるURL、模範解答、採点基準、現在提供されている3年分が何年度の問題か、年度ごとの科目内訳がありません。したがって、未取得の問題について頻出単元、設問数、難度、記述量を説明できません。「毎年RC回路が出る」といった傾向も根拠がないため、本講座には載せません。

本書の提案

本書の提案:独自RC回路演習の条件を読み取る

大学公表問題ではないこと、RC回路の意味、本書独自の条件を明示しました。

これは京都大学が公表した過去問ではなく、本書が電気回路の基礎を確かめるために作った独自問題です。抵抗(R)と電気を蓄えるコンデンサ(C)を直列につないだRC回路を使います。抵抗R=100Ω、コンデンサC=100µF、直流電源V=5Vを時刻0で接続し、初期電圧を0Vとします。時定数と0.020秒後のコンデンサ電圧・回路電流を求めます。

本書の提案

本書の提案:時定数と二つの指数関数を立てる

本書独自問題の立式であり、公式過去問の解法ではありません。

時定数はτ=RCです。初期電圧0Vの充電では、コンデンサ電圧をVc(t)=V(1−exp(−t/τ))、電流をI(t)=(V/R)exp(−t/τ)と置きます。exp(x)は指数関数を表し、二式は同じ指数項を共有します。回路を一周した電圧の合計が釣り合うキルヒホッフの電圧則から、I(t)=(V−Vc(t))/Rとして再計算できます。

本書の提案

本書の提案:2時定数後は約4.32V、約6.77mAになる

本書側で再計算した独自演習の数値解です。

100µF=100×10⁻⁶Fなので、τ=100×100×10⁻⁶=0.010秒です。求める時刻0.020秒は2τで、exp(−2)≈0.1353です。したがってVc=5(1−0.1353)≈4.32V、I=(5/100)×0.1353≈0.00677A=6.77mAです。電圧は0Vから5Vへ上がり、電流は初期値50mAから下がるという予想と一致します。

本書による説明

本書による説明:時定数は変化の速さを表す時間である

入試範囲の過渡現象と教育分野を基に、本書が用語を説明しました。

時定数τの単位は秒で、充放電の進み方を測る尺度です。1時定数後の充電電圧は最終値の約63.2%、2時定数後は約86.5%です。今回の4.32Vは5Vの約86.5%に当たります。一方、電流は2時定数後に初期値の約13.5%まで低下します。時定数が大きいほど、電圧の大小とは別に、変化がゆっくり進みます。

本書の提案

本書の提案:マイクロ、指数の符号、電流の単位を点検する

本書独自問題の誤答防止であり、大学の採点基準ではありません。

誤りやすいのは、100µFの10⁻⁶を落とすこと、充電式をVexp(−t/τ)として放電と取り違えること、0.00677Aを0.00677mAと書くことです。答えの後に0<Vc<5V、0<I<50mA、電圧上昇・電流減少の三条件を照合します。問題にない内部抵抗や初期電荷を加えないことも、モデル条件を守るうえで重要です。

本書の提案

本書の提案:同じ式を充電・放電・初期電圧ありへ展開する

公式範囲を基にした本書の反復練習案です。

まず今回の数値を見ずに10分で再計算し、次に電源を外した放電、初期電圧が0Vでない場合、RまたはCを10倍にした場合を解きます。最後に、コンデンサ電圧が時間とともに変わる速さdVc/dtを含む微分方程式C dVc/dt=(V−Vc)/Rから指数解を導きます。この順序は過去問傾向の予測ではなく、専門基礎aの電気回路・過渡現象へ備える本書の練習案です。

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REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。