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出典付き・公開プレビュー

第4章 2027年度募集教員と研究分野

東京理科大学 大学院 創域理工学研究科 生命生物科学専攻の院試対策講座から、N01~N18、非募集表示、客員の副指導教員、専攻ページとの差を、2027年度募集要項で判定します。

01

研究分野コードで受入可否を読む

研究室紹介が存在することと、当年度に学生を募集することを分けます。

大学公式の事実

大学公式の事実:コードなしは募集を行わない

2027年度募集要項PDF物理p.37の受入表とp.39の注記です。

募集要項は、研究分野コード番号のない教員は研究指導を受ける学生の募集を行わないと注記しています。教員名や研究分野は変更される場合があります。したがって、専攻ページ、研究者プロフィール、論文が公開されているだけでは、2027年度の受入可否を判断できません。

大学公式の事実

大学公式の事実:N01~N05 分子細胞生物学

2027年度募集要項PDF物理p.37の氏名、職位、研究分野、コードです。

N01倉持幸司教授はケミカルバイオロジー・有機合成化学、N02西浜竜一教授は植物の再生・幹細胞・光環境応答、N03前澤創教授は生殖科学・エピジェネティクス、N04中島将博准教授は構造生物学・糖鎖・酵素、N05政池知子准教授は1分子生物学です。

大学公式の事実

大学公式の事実:N06~N10 生命機能学

2027年度募集要項PDF物理p.37の氏名、職位、研究分野、コードです。

N06市川寛子教授は生理心理学、N07定家真人教授はがん抑制手法の開発、N08中村由和教授は脂質を標的とした疾患治療法の開発、N09和田直之教授は動物の器官発生・再生、N10萩原明准教授は脳神経科学です。

大学公式の事実

大学公式の事実:N11~N13と朽津教員

2027年度募集要項PDF物理p.37の環境生物科学欄とコード注記です。

環境生物科学では、N11鈴木智順教授が微生物の生態と系統進化、N12古屋俊樹教授が微生物代謝・酵素変換、N13荒添貴之講師が分子微生物学を掲げます。朽津和幸教授は環境応答情報伝達の分子機構を掲げますが、コードなしの「*」表示で2027年度は募集しません。

大学公式の事実

大学公式の事実:N14~N18の客員と副指導教員

2027年度募集要項PDF物理p.37の連携大学院欄です。客員希望者は副指導教員へ事前相談します。

N14渡士幸一客員教授は肝炎ウイルス等がんウイルスの複製機構解析・治療法開発で副指導教員は倉持教授、N15笹沼博之客員准教授はがんゲノムで前澤教授、N16菅野茂夫客員准教授は合成生物学・ゲノム編集・植物ゲノム工学で西浜教授、N17大石勝隆客員教授は体内時計で和田教授、N18広田亨客員教授はがん生物学で定家教授です。

大学公式の事実

大学公式の事実:今井教員は募集なし、鎌倉教員は受入表に非掲載

2027年度募集要項の受入表と専攻公式ページの掲載差を示しています。受入判定には募集要項を用います。

今井亮三客員教授は植物のストレス応答機構・植物バイオテクノロジーを掲げますが、コードなしの「*」で2027年度は募集しません。また、専攻公式ページには鎌倉研究室が掲載されている一方、2027年度募集要項の受入表に鎌倉教員の記載はありません。このプレビューでは当年度の受入先へ加えません。

02

研究内容を原著論文まで読む

研究分野名を、問い・操作・測定・結論へ分解します。

本書の提案

本書の提案:事前相談前の4点読み

募集コード、大学公式プロフィール、原著論文を使う研究室理解の提案です。

候補教員の原著論文を1本選び、未解決だった問い、比較した条件、結論を支えた測定、次に確かめたいことの4点を自分の言葉でまとめます。要旨を言い換えただけの関心表明ではなく、図の比較群や測定対象へ一つ触れると、研究内容を読んだことが伝わります。経験していない手法を経験済みとは書きません。

本書による説明

本書による説明:西浜教員の植物光応答研究

大学公式プロフィールと原著論文書誌・要旨を本書が要約した研究例です。大学公式の入試説明や出題予告ではありません。

西浜竜一教授らの2026年Science原著論文は、C5-RafとC7-Rafが複合体を作り、細胞膜H+-ATPaseのThr881をリン酸化して植物の光応答を調節する仕組みを示しました。18歳向けに言えば、植物が光を感じた後、複数のタンパク質が情報を渡し、膜のポンプのスイッチを入れる過程を分子単位で調べた研究です。

本書による説明

本書による説明:前澤教員の三次元クロマチン研究

大学公式プロフィールと原著論文書誌・要旨を本書が要約した研究例です。大学公式の入試説明ではありません。

前澤創教授らの2025年原著論文は、CTCFが作る三次元クロマチン構造が、雄性生殖細胞で減数分裂に必要な遺伝子を使える状態へ準備する仕組みを示しました。DNAの文字列だけでなく、長いDNAが核内でどう折り畳まれるかも、遺伝子を読む時期へ影響することを扱います。

本書による説明

本書による説明:定家教員の細胞死・腫瘍抑制研究

大学公式プロフィールと原著論文書誌・要旨を本書が要約した研究例です。大学公式の入試説明ではありません。

定家真人教授らの2025年PNAS原著論文は、分泌Reprimoが細胞表面のプロトカドヘリン群と関わり、p53からHippo-YAP/TAZ、p73へつながる経路を介して細胞死と腫瘍抑制を起こす仕組みを報告しました。傷んだ細胞が増え続けないよう、細胞外からも死の信号を伝える仕組みを調べた研究です。

本書による説明

本書による説明:古屋教員の酵素工学と内生細菌研究

大学公式プロフィールと2本の原著論文書誌・要旨を本書が要約した研究例です。大学公式の入試説明ではありません。共著者の朽津教員は2027年度募集なしです。

古屋俊樹教授らの2026年原著論文は、細菌P450酵素へ2変異を入れて過酸化水素駆動型へ変え、活性向上とインジゴ生成を示しました。別の原著論文では、植物免疫を活性化する内生細菌が代謝を変え、その作用に細菌と植物細胞の物理的接触が必要だと報告しました。微生物を反応装置として使う研究と、生物間相互作用を測る研究の例です。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:研究室ごとの残り枠と個別設備利用

公式ページが示す研究分野と、公表していない個別条件を分けています。

コード付き教員についても、研究室ごとの残り受入人数、受験者ごとの受入確約、入学直後から使える個別装置、面接での教員別評価基準は、確認した募集要項と専攻ページでは公表されていません。研究分野名と原著論文から、個別の空き枠や利用権限を推定しません。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。