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出典付き・公開プレビュー

第5章 2026年度教育課程と原著論文から入学後を描く

東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻の院試対策講座から、修了要件、核融合プログラム、公式シラバス、4件の研究例を年度境界付きで説明します。

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教育課程と研究の具体像

講義、輪講、演習、特別研究が、宇宙、プラズマ、EV、破壊研究へどうつながるかを見ます。

大学公式の事実

大学公式の事実:修士は30単位、研究指導、論文審査、最終試験を要する

AEE-07物理p.27第2条第5項・p.28第5条とAEE-06物理p.10・pp.22-23の専攻表です。

東京大学大学院学則は修士課程について、原則二年以上在学し、30単位以上を修得し、必要な研究指導を受け、修士論文審査と最終試験に合格することを求めます。2026年度便覧の先端エネルギー工学専攻は、特別講義I、輪講I、特別研究I、演習I、演習IIを含め30単位以上とします。特別研究Iは12単位です。授与学位は修士(科学)、Master of Scienceです。

大学公式の事実

大学公式の事実:2026年度科目は宇宙、流体、電力、プラズマ、材料へ広がる

AEE-06物理p.10の専攻科目表を領域別に要約しました。

2026年度便覧には宇宙エネルギーシステム、エネルギー変換、推進、極限環境構造・材料、流体、電力輸送、電力システム、プラズマ計測・応用・基礎、核融合、超電導、電気自動車、モーションコントロール、深宇宙探査などが並びます。

大学公式の事実

大学公式の事実:宇宙エネルギー輸送特論は熱力学を入学後へつなぐ

AEE-11の科目基本情報、概要、評価、履修上の注意を2026年度付きで示しました。

2026年度の宇宙エネルギー輸送特論は科目コード47110-24、2単位、S1・S2の火曜2限です。航空宇宙工学のエネルギーデバイスや輸送機関のエンジンを扱い、レポート課題と出席で評価します。学部レベルの工業系熱力学の基礎を持つことが望ましいと明記します。

大学公式の事実

大学公式の事実:核融合研究教育プログラムは専攻必修と六単位以上を組み合わせる

AEE-02物理p.10とAEE-06物理p.8・p.27のプログラム備考です。

核融合研究教育プログラムは先端エネルギー工学専攻と複雑理工学専攻が担当します。修士は所属専攻の必修を含め、核融合プログラム科目を六単位以上含む計30単位以上を履修します。希望者は志望教員と所属専攻を選んで出願し、先端エネルギー工学から出願する場合は専攻の全志願者と同じ順位判定を受けます。出願時に選ばなかった人の後からの変更は原則認めないと案内されます。

本書による説明

本書による説明:AQUARIUSは水を小型宇宙推進へ使う

AEE-12で教員を対応させ、AEE-17 Abstractの値を18歳向けに説明しました。配属保証ではありません。

2024年の原著論文は、6U CubeSat EQUULEUSがAQUARIUS水レジストジェットで深宇宙の軌道遷移を行った初期運用を報告します。平均推力は約6.0 mN、比推力91.0秒、消費電力14 W未満です。本書は、水を加熱して蒸気にし後方へ噴き出す小さな力を長時間積み重ねる研究と説明します。

本書による説明

本書による説明:磁気リコネクションの電場を電極と高速スイッチで制御する

AEE-13・14の教員情報とAEE-18 Abstractを対応させた説明です。

2023年の井通暁らの原著論文は、高いガイド磁場を持つ磁気リコネクション実験で、下流側磁力線の電気的境界条件を能動制御する方法を提案します。別々の電極と高速半導体スイッチにより面内静電場を制御できることを示しました。本書は、磁力線のつながり方が変わって磁気エネルギーが粒子運動や熱へ変わる現象を、電磁気、回路、プラズマの三方向から調べる研究と説明します。

本書による説明

本書による説明:走行中給電は回路の周波数応答で金属異物を見つける

AEE-02の藤本・清水研究分野とAEE-19 Abstractの検証条件に基づく説明です。

2026年の藤本博志・清水修らを含む原著論文は、走行中ワイヤレス給電の待機中に低振幅の高調波チャープ電圧を送信側回路へ加え、電流応答からインピーダンスの周波数応答を取り出します。50 mm角以上の強磁性金属を埋設深さ80 mmで検知し、20 kW級の要求を満たしました。本書は、金属でコイルの「周波数ごとの返事」が変わることを利用する、交流回路・共振・解析の研究と説明します。

本書による説明

本書による説明:三次元動的破壊は衝撃波と亀裂を同時に追う

AEE-15・16の研究室情報とAEE-20 PubMed Abstractを対応させました。

上西幸司の2021年論文は、中心で急激に加圧した円柱状コンクリートと、底部へ動的衝撃を加えた氷球の三次元破壊を論じます。波と破壊の動的相互作用を理解することが、構造物の制御された解体や破局的破壊のリスク低減へ役立ち得るとします。本書は、衝撃が波として進む間に亀裂も伸びるため、力学、波動、材料強度を一緒に扱う研究と説明します。

本書による推定

本書による推定:入試五分野は研究の共通言語になる

AEE-02、AEE-11、AEE-17からAEE-20を横断した本書の推定です。

四研究例を見ると、線形代数と微積分はモデル・制御・周波数解析に、力学は推進と破壊に、電磁気はプラズマと給電に、熱力学は蒸気推進とエネルギー変換に接続します。本書は、入試口述の五分野を合格後に捨てる科目ではなく、異なる研究室が共通して現象を数量化する言語だと推定します。研究室ごとの追加基礎は別に必要であり、五分野だけで研究準備が完了するとは言いません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:2027年度の開講、担当、曜日

AEE-06とAEE-11が2026年度資料であるための年度境界です。

ここで示した修了要件と授業例は2026年度便覧・授業カタログに基づきます。確認時点では、2027年度の全科目について開講の有無、担当教員、曜日、時限、評価方法を同じ形で固定できません。2026年度に開講された科目を2027年度も必ず開講すると表示せず、年度付きの参考として扱います。2027年度便覧が公開された後は科目表の差を再照合する必要があります。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。