第3章 基礎学力、小論文、専門口述を説明力へ変える
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻の院試対策講座から、一般選抜の二段階と特別口述を混ぜず、公式範囲と本書の練習法をblock単位で分けます。
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- 院試クラウド編集部
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- 2027年度
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- 1,295字
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試験構造と練習
覚えた答えではなく、法則、条件、単位、限界を声に出す練習へ落とします。
大学公式の事実:一般選抜は第一次書類評価の後に三種類の口述を行う
AEE-02物理p.11「口述試験」「日程」の範囲と段階です。
第一次試験は提出された英語、学部成績、小論文で評価し、通過者だけが第二次へ進みます。8月18日9時から18時は基礎学力口述、8月19日9時から18時は小論文口述と専門口述です。基礎学力の範囲は数学の線形代数・微積分、物理の力学・電磁気学・熱力学で、履修科目等に応じて出題します。小論文口述では提出答案、専門口述では専門知識について試問し、いずれもオンラインで実施します。
大学公式の事実:現行オンライン口述には四頁の例題相当資料がある
AEE-02の公式範囲、AEE-09の位置付け、AEE-10全4頁を区別しました。
専攻の過去問ページは2021年度からオンライン口述を実施していると説明し、基礎学力に関する「例題相当」の四頁PDFを公開しています。ページ説明は受験者に応じて小問二つから三つ程度を質問するとします。これは現行方式を考える公式材料ですが、2027年度に出る問題の一覧ではありません。専攻案内が示す数学・物理の範囲と組み合わせて使います。
大学公式の事実:特別口述は研究計画の発表と質疑である
AEE-02物理pp.12-13の対象、免除、発表、日程です。
特別口述では、書類審査で選ばれた人が修士課程で希望する研究計画を発表し、質疑を受けます。6月27日9時から18時の枠、予備日6月28日、オンライン実施です。本専攻を唯一の第一志望とし、選抜された場合に進学意思があることを前提とします。選抜された人は一般選抜の英語と専門科目である小論文を免除され、選抜されなかった人は再出願なしで一般選抜へ移れます。
大学公式の事実:マッチング面接は第二次通過者だけが受ける
AEE-02物理p.11の志望調査、面接対象、日時、目的に基づきます。
一般選抜の第二次試験合格者だけが、8月31日10時から14時のオンライン研究室マッチング面接へ進みます。専攻案内は大学院学生としての意欲・適性を問うと記載します。志望研究室票は出願期間後の指示に従って提出します。
本書の提案:口述では図、法則、条件、計算、検算の順に話す
AEE-02の公式範囲を説明手順へ変えた本書の練習法で、公式採点表ではありません。
本書は、まず対象を図にして記号を定義し、次に使う法則と適用条件を言い、計算し、最後に単位・符号・極端な場合を検算する順を提案します。線形代数なら行列が表す変換、微積分なら変化率と積分区間、力学なら自由物体図、電磁気なら場と境界、熱力学なら系と熱・仕事の出入りを先に言います。答えが出ないときも、分かる条件と不足情報を切り分けます。
本書の提案:小論文は系、エネルギー流、支配式、概算、限界で組み立てる
AEE-02の小論文提出と口述構造へ合わせた本書の答案設計です。
小論文課題は出願後通知なので、本書は特定テーマを予想せず、どの題材にも使える骨組みを提案します。問題を一文で定義し、対象システムの境界を描き、入力・変換・損失・出力を並べ、保存則や支配式を一つ示し、数値の桁を概算します。最後に代替案、実験で確かめる量、適用限界を記します。提出後は各段落へ「なぜ」「根拠は」「別の方法は」と反論を作ります。
本書による推定:現行口述では途中の理由を言えることが重要になる
AEE-02、AEE-09、AEE-10の表現から導く本書の推定です。
公式ページが口頭試問を受験者に応じた小問二つから三つ程度と説明し、専攻案内が履修科目等に応じて出題するとするため、本書は、暗記した一つの最終答案より、途中の仮定と式の意味を説明できる方が複数の問いへ対応しやすいと推定します。ただし、これは出題予告でも採点者の内規でもありません。公開例題の答えだけを覚える学習を避けるための読み取りです。
大学が公表していない情報:現行配点、足切り、詳細採点表
AEE-01、AEE-02、AEE-09の現行記載と旧情報表示の境界です。
2027年度の英語、GPA、小論文、基礎学力口述、小論文口述、専門口述、マッチング面接の正確な配点は確認できません。合格最低点、項目別足切り、面接の詳細ルーブリックも公表されていません。専攻過去問ページにある英語・数学・物理・小論文口述各300点は「旧情報,2020年度まで」です。本書はこの旧配点を現行方式へ移しません。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 令和9(2027)年度 東京大学大学院新領域創成科学研究科 修士課程学生募集要項
東京大学大学院新領域創成科学研究科|資料:2027年度入試|確認:2026-09-01|参照箇所:PDF物理p.3の出願期間、pp.4-5の募集人員、p.5の検定料、pp.6-7の英語スコア、p.10の日程と合格者発表。
- 2027年度 先端エネルギー工学専攻 修士課程・博士課程 入試案内書 オンライン版
東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻|資料:2026年6月2日版|確認:2026-09-01|参照箇所:PDF物理p.1の版、pp.3-10の研究室、p.11の一般選抜、pp.12-13の特別口述、p.16の英語、p.20の核融合課程。
- 先端エネルギー工学専攻 過去問・配点
東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻|資料:2026年9月1日閲覧|確認:2026-09-01|参照箇所:「オンライン口述試験の出題例」「過去の入試問題例」「配点(旧情報,2020年度まで)」と利用条件。
- 基礎学力に関する口頭試問 例題相当
東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻|資料:2021年度以降のオンライン口述向け公開例|確認:2026-09-01|参照箇所:全4頁。専攻ページが「例題相当」と位置付ける基礎学力口述の公開資料。