第2章 材料力学と機械力学
東京理科大学 大学院 創域理工学研究科 機械航空宇宙工学専攻の院試対策講座から、2026年度公式出題意図を要約し、基礎概念、検算、大学院研究への接続を説明します。
- 執筆・編集
- 院試クラウド編集部
- 公開日
- 最終更新
- 対象年度
- 2027年度
- 公式情報確認
- 公開本文
- 1,059字
- 参照資料
- 4件
公式過去問の扱い
問題の転載を避け、公式出題意図から確認対象だけを読み取ります。
大学公式の事実:公式過去問は4科目×3資料
大学公式の過去問案内とBoxフォルダで確認した掲載状況です。
東京理科大学の公式Boxには、2026年度入試について、材料力学・機械力学・熱力学・流体力学それぞれの問題、解答、出題意図、計12ファイルがあります。当該入試は2025年8月1日に実施されました。年度名と実施年を区別します。
本書による説明:問題文を載せず能力を読む
大学公式の利用注意と掲載物をもとに、本書の公開方法を説明しています。
公開プレビューには問題文、図、公式解答を再掲しません。大学が公表した出題意図を短く言い換え、必要な概念と解法上の技能を説明します。原本を解くときは大学公式Boxを直接開き、私的使用の範囲を守ってください。
本書による推定:過年度は次年度予告ではない
2026年度の4つの出題意図を横断した本書の推定で、次年度出題の断定ではありません。
4科目とも、一つの公式を当てるだけでなく、複数の関係式、つり合い・保存則、境界条件を組み合わせ、答えの物理的意味を確かめる力が必要だったと読めます。ただし、2027年度も同じ題材、設問数、配点、難度になるとは公表されていません。
材料力学
熱ひずみを含む部材の変形から、非線形材料・破壊解析までつなげます。
大学公式の事実:材料力学の出題意図
2026年度材料力学の大学公式出題意図を要約しています。
2026年度公式出題意図は、棒の引張・圧縮、軸のねじり、平面応力・平面ひずみ、Mohrの応力円という基礎と、熱ひずみを含む軸力部材・骨組について、つり合い、変形、点の変位を求める力を確認すると説明しています。
本書による説明:応力・ひずみ・拘束
公式出題意図の用語を18歳にも追える言葉へ分解した本書の説明です。
材料力学は、外から加えた力だけでなく、部材内部に生じる応力と変形を扱います。応力は単位面積当たりの内力、ひずみは元の長さに対する変化の割合です。温度で材料が伸びようとしても両端を固定されれば動けず、その拘束が内部応力を生みます。
本書の提案:材料力学の確認順
大学指定の学習順ではなく、公式出題意図を満たすための本書の提案です。
自由物体図、つり合い、応力とひずみ、Hookeの法則、変形適合条件、平面応力の座標変換、Mohr円、熱ひずみ、骨組の順に復習します。最後に、変位方向、引張・圧縮の符号、単位、極端に剛性を大きくした場合の挙動を点検します。
本書による説明:大学院では非線形材料へ進む
2026年度シラバスの授業内容と原著論文を本書が接続して説明しています。岡田教授の担当科目や2027年度の指導題目を示すものではありません。
2026年度の非線形連続体力学は、塑性、Tresca・von Mises等の降伏条件、流れ則、損傷、粘塑性、結晶塑性を扱います。岡田裕教授らの原著論文は、有限要素法等を用いて複数の破壊モードが混じるき裂進展を自動解析する方法を扱います。
機械力学
拘束式と運動方程式から、多自由度の固有振動へ進みます。
大学公式の事実:機械力学の出題意図
2026年度機械力学の大学公式出題意図を要約しています。
2026年度公式出題意図は、動滑車を含む力学系と、多自由度系の自由振動に関する理解を確認すると説明しています。
本書による説明:自由度と固有モード
公式出題意図に現れる概念を、本書が段階的に説明しています。
自由度が1つなら、1つの座標で系の動きを表せます。複数の質量が別々に動けば、質量行列と剛性行列を用いる多自由度系になり、複数の固有振動数と、それぞれの振れ方である固有モードが現れます。動滑車では、まずロープ長が一定という拘束を変位・速度・加速度へ翻訳します。
本書の提案:機械力学の検算
大学が指定した答案手順ではなく、立式と検算を一体化する本書の提案です。
運動学上の拘束、自由物体図、運動方程式、1自由度振動、多自由度の行列化、固有値・固有ベクトルの順に練習します。固有振動数の次元、モードの対称性、質量やばねを極端に大きく・小さくしたときの結果も確認します。
この章で確認した一次資料
公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。
- 2026年度シラバス 非線形連続体力学(997E303)
東京理科大学|資料:2026年度|確認:2026-09-01|参照箇所:髙橋昭如教授、2単位。塑性、降伏条件、流れ則、損傷、粘塑性、結晶塑性等。
- 過去の入試データ
東京理科大学|資料:確認時点の公式掲載|確認:2026-09-01|参照箇所:大学院過去問の公式導線と、私的使用の範囲に関する注意を確認。
- 2026年度 機械航空宇宙工学専攻 一般入試公式過去問フォルダ
東京理科大学|資料:2026年度入試・2025-08-01実施|確認:2026-09-01|参照箇所:材料力学・機械力学・熱力学・流体力学の問題、解答、出題意図の計12ファイルを確認。問題本文・図・解答は転載しない。
- Fully automated mixed-mode crack propagation analyses based on tetrahedral finite element and VCCM
東京理科大学|資料:2014|確認:2026-09-01|参照箇所:四面体有限要素と仮想き裂閉口法等を用いる完全自動混合モードき裂進展解析の原著論文書誌・要旨。