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出典付き・公開プレビュー

第3章 三名の指導候補を授業・研究・施設で比べる

東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 修士課程の院試対策講座から、計算材料、MEMS・熱流体、生産プロセスの三方向を具体的に見ます。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月26日
公開本文
1,986
参照資料
13
01

泉聡志教授:計算材料とトライボロジー

材料の変形・破壊を複数の尺度から計算します。

大学公式の事実

大学公式の事実:泉聡志教授の専門・授業・近年研究

大学が公表した募集要項、規則、教育資料、教員資料または入試問題に書かれた範囲です。

泉聡志教授は、計算材料学、材料強度、トライボロジー、有限要素解析を専門とし、受入可能教員表の「固体力学・材料」分類で修士課程を受け入れます。2027年度受入表では「非線形有限要素法の原理と応用」「トライボロジー」等を担当し、工学部2号館63A3号室が連絡先として示されています。

2026年には、単撚りFi(29)鋼索の有限要素モデルに関するMechanical Engineering Journal 2024年掲載論文で、日本機械学会賞(論文)を受賞しました。一本の材料として平均化せず、複数の素線の形状、接触、変形を計算モデルへ入れる研究です。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:計算機と解析ソフトの利用条件

2026年8月26日時点で該当する公開一次資料に記載がないため、数値や条件を推測で補っていません。

有限要素解析や複数尺度の計算を行うことは公表されていますが、修士学生が使える計算機の性能、商用解析ソフトのライセンス数、計算時間の割当、研究テーマごとの実験設備、外部企業データの利用条件は公開されていません。解析を希望する人は、計算モデルを作るだけでなく、材料定数をどう得るか、結果をどの実験や既往研究と比べるかまで相談します。

02

鈴木雄二教授:MEMS、熱流体、エネルギー変換

小さなセンサと発電素子を設計し、流れと熱を測ります。

大学公式の事実

大学公式の事実:鈴木雄二教授の専門・授業・近年研究

大学が公表した募集要項、規則、教育資料、教員資料または入試問題に書かれた範囲です。

鈴木雄二教授は、熱流体工学、燃焼、MEMS、エネルギー収穫を専門とし、熱・流体領域で修士課程を受け入れます。2027年度受入表では「Advanced MEMS and Microsystem」「Nano/Micro Energy Systems」などを担当します。研究者データベースには、熱流体、アンモニア燃焼、エレクトレット、MEMSを研究関心として掲載しています。

研究室の液膜厚さ計測用MEMSセンサは、マイクロ流路内の約5マイクロメートルの液膜を抵抗変化で測る研究として最優秀論文賞を受けました。微細な素子を製作する技術と、流体現象を邪魔せず測る計測設計を組み合わせます。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:微細加工設備と実験担当

2026年8月26日時点で該当する公開一次資料に記載がないため、数値や条件を推測で補っていません。

MEMSの試作、熱流体実験、センサ評価を行うことは分かりますが、クリーンルームや微細加工装置の利用講習、学生ごとの予約時間、試作費、外部施設を使う工程、入学後最初に担当する装置は公開されていません。希望者は、微細加工そのもの、センサ回路、流体実験、数値解析のどこを主担当にしたいかを分け、未経験部分を一年目に学べるか尋ねます。

03

長藤圭介教授:生産プロセスとデータによる条件探索

加工現象を測り、良い製造条件を少ない試行で探します。

大学公式の事実

大学公式の事実:長藤圭介教授の専門・授業・近年研究

大学が公表した募集要項、規則、教育資料、教員資料または入試問題に書かれた範囲です。

長藤圭介教授は、加工学、生産工学、微細加工、プロセス・インフォマティクスを専門とし、設計・生産領域で修士課程を受け入れます。2027年度受入表では「技術の管理」「設計生産フィールドワークI・II」を担当し、工学部2号館71D4号室が連絡先です。研究者データベースにも同じ所属、担当経験科目、加工・生産工学の分野が掲載されています。

研究室の2026年業績には、熱可塑性材料の押出積層造形について、中間的な計測特徴とベイズ最適化を使い、製造条件を自律的に探索するJournal of Manufacturing Processes掲載論文があります。試行を無作為に増やさず、造形途中の情報から次に試す条件を選ぶ研究です。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:加工装置と研究テーマの割当

2026年8月26日時点で該当する公開一次資料に記載がないため、数値や条件を推測で補っていません。

研究室は工学部2号館に学生室、工学部8号館に実験室を置き、レーザ加工、粉末・積層造形、生産プロセスの研究を公表しています。しかし、各装置の予約、材料費、学生ごとの研究テーマ、企業との共同研究データを学位論文に使える範囲は公開されていません。研究計画では、装置が使えない期間にも進められる計測データ解析、模型実験、条件探索の方法を用意します。

04

特別口述のC様式と面接を同じ研究説明にする

四頁の書類を、面接で図を使わず説明できる言葉へ変えます。

本書の提案

本書の提案:特別口述C様式の三頁を役割で分ける

大学が指定した答案や唯一の準備法ではなく、公開された一次資料に基づく本書の提案です。

研究計画の頁は、対象、未解決点、方法、評価指標、二年間の工程を置きます。卒業研究の頁は、背景説明を短くし、自分が担当した装置、計算、データ、得られた結果、まだ終わっていない作業を示します。学修内容と自己評価の頁は、成績の良い科目を並べるだけでなく、希望研究で使う力学、数学、計測、プログラム作成、製作の技能へ結びます。

三頁で同じ図や同じ志望理由を繰り返しません。研究計画は未来、卒業研究は実績、自己評価は実行能力を証明する頁です。図の軸、単位、凡例を読める大きさにし、共同研究の結果では自分の担当を一文で明記します。特別口述で選ばれず一般筆記へ移った場合も、自分の研究説明を整理した資料として9月の面接準備に使えます。

本書の提案

本書の提案:特別口述の希望教員十名は共通点と違いを話す

大学が指定した答案や唯一の準備法ではなく、公開された一次資料に基づく本書の提案です。

特別口述のB様式で最大10名を書く場合、最初に第1希望の教員について、研究対象、研究方法、担当授業、近年研究の四点を一分で説明します。次に、第二希望以降との共通点を「同じ材料破壊を扱う」「同じ熱輸送を扱う」のように示し、違いを「実験中心と解析中心」「装置設計と制御中心」のように示します。順位の理由が教員の知名度や合格可能性だけに見えないようにします。

卒業研究を尋ねられたら、目的、方法、結果、限界を順に話し、失敗した実験も原因と次の手を説明します。分からない専門質問には推測を事実のように言わず、既知の法則からどこまで考えられるかを示します。一般筆記の志願者は、受験票とともに届く希望調査票の実際の記入欄に合わせ、同じ比較方法を使います。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 令和9(2027)年度 機械工学専攻 修士課程入学試験案内

    東京大学|資料:2026-04-03|確認:2026-08-26|参照箇所:1~6頁

  • 2027年度 機械工学専攻修士課程学生受入可能教員

    東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻|資料:2026-04|確認:2026-08-26|参照箇所:全3頁、通し番号1~40の教員・五分類・担当科目・連絡先

  • 機械工学専攻 入試情報

    東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻|資料:2026-08-26時点|確認:2026-08-26|参照箇所:2027年度案内、過去問、出題意図

  • 機械工学専攻 研究内容

    東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻|資料:2026-08-26時点|確認:2026-08-26|参照箇所:デザイン・情報、エネルギー、ロボット・モビリティの三つの研究テーマと研究例

  • 泉聡志 教員紹介

    東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻|資料:2026-08-26時点|確認:2026-08-26|参照箇所:役職、研究分野、研究内容

  • 泉聡志教授が日本機械学会賞(論文)を受賞

    東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻|資料:2026-04-23|確認:2026-08-26|参照箇所:受賞論文名、掲載誌、研究概要

  • 鈴木雄二 教員紹介

    東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻|資料:2026-08-26時点|確認:2026-08-26|参照箇所:役職、研究分野、研究内容

  • Yuji Suzuki

    researchmap|資料:2025-12-24更新|確認:2026-08-26|参照箇所:研究関心、論文、研究課題

  • 鈴木研究室の液膜厚さ計測用MEMSセンサが最優秀論文賞

    東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻|資料:2024|確認:2026-08-26|参照箇所:約5マイクロメートル液膜を測る抵抗式センサ

  • 長藤圭介 教員紹介

    東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻|資料:2026-08-26時点|確認:2026-08-26|参照箇所:役職、研究分野、研究内容

  • 長藤圭介

    researchmap|資料:2026-06-01更新|確認:2026-08-26|参照箇所:所属、研究分野、担当経験科目、論文

  • 長藤研究室 業績・論文

    東京大学 長藤研究室|資料:2026-08-26時点|確認:2026-08-26|参照箇所:2026年 Journal of Manufacturing Processes掲載論文

  • 2026年度 機械A研究室オープンハウス

    東京大学工学部機械工学科・大学院工学系研究科機械工学専攻|資料:2026-04|確認:2026-08-26|参照箇所:研究室テーマ、建物・部屋