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出典付き・公開プレビュー

第1章 2027年度選抜を誤読しない

名古屋大学 大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻の院試対策講座から、対象課程、二つの選抜、公式資料内の矛盾、出願日程と提出物を分けて読みます。

対象年度
2027年度
公式情報確認
2026年8月29日
公開本文
1,521
参照資料
3
01

対象は博士前期課程の航空宇宙工学専攻

募集人員と機械航空系内の志望方法を確認します。

大学公式の事実

大学公式の事実:2027年4月入学の博士前期課程

課程・入学年度・系・専攻は2027年度募集要項の表記です。

本プレビューの対象は、名古屋大学大学院工学研究科の2027年4月入学、博士前期課程、航空宇宙工学専攻です。募集要項は機械システム工学、マイクロ・ナノ機械理工学、航空宇宙工学を機械・航空宇宙工学系の三専攻として扱います。

大学公式の事実

大学公式の事実:募集人員は38名

募集要項物理p.6の専攻別募集人員です。

2027年度募集要項に掲載された航空宇宙工学専攻の募集人員は38名です。

大学公式の事実

大学公式の事実:三専攻すべてに志望順位を付ける

2027年度機械航空系注意事項の博士前期課程部分にある手続です。

機械航空系の注意事項は、系内三専攻すべてに志望順位を付けるよう求めています。研究室希望も専攻の志望順位にかかわらず、系内三専攻の全研究室から選べると記載しています。

本書による説明

本書による説明:専攻横断希望と航空固有組織を分ける

入試手続と研究組織の範囲を分けた説明です。

系内の全研究室を希望できる制度は、各研究室が航空宇宙工学専攻に所属するという意味ではありません。志望順位の制度は入試手続、専攻スタッフ一覧は現行の組織表示として別々に読みます。

02

筆記免除をめぐる公式資料内の矛盾

一般選抜だけとの記載と筆記免除の記載を同時に示します。

大学公式の事実

大学公式の事実:募集要項はAとBを掲げる

募集要項物理p.6およびA選抜手続の記載です。

募集要項は航空宇宙工学専攻について、A「筆記試験免除者選抜」とB「一般選抜」を掲げます。Aではまず書類選考と面接があり、筆記免除となっても8月の口頭試問は残ります。免除されなかった人は8月の筆記試験と口頭試問を受けます。

大学公式の事実

大学公式の事実:系注意事項p.1は一般選抜だけと記載

注意事項物理p.1に実際にある記載を要約しています。

機械航空系の同じ注意事項PDFの物理p.1には、入学者選抜を一般選抜試験だけで行う趣旨の文があります。

大学公式の事実

大学公式の事実:同じ系注意事項p.2は筆記免除を具体化

同一PDF物理p.2と募集要項の記載です。矛盾を解消したとの意味ではありません。

同じPDFの物理p.2は、学業成績優秀者の筆記試験免除、書類と面接の二段階、免除者は一般選抜の口頭試問だけ、不免除者は筆記と口頭試問を受ける、と具体的に説明しています。募集要項もAとBの両方を記載しています。

本書による説明

本書による説明:矛盾は未解消のまま残す

複数の公式記載を対照し、解消資料を取得できていない範囲を示す説明です。

確認した一次資料には、この食い違いを訂正する文書やFAQは見つかっていません。したがって一方を誤記と決めず、「p.1の一般選抜だけという記載」と「p.2・募集要項の筆記免除手続」が併存する未解消事項として扱います。

03

出願・試験・発表の日付

Aの免除結果と最終合格を混同せず、確定日だけを並べます。

大学公式の事実

大学公式の事実:AのWeb登録と郵送

2027年度募集要項のA出願期間と郵送条件です。

AのWeb登録と検定料払込は2026年5月18日から6月4日14時59分まで、郵送受付は6月1日から6月4日までです。国内からは最終日消印有効、海外からは最終日必着です。Web登録だけでは出願は完了しません。

大学公式の事実

大学公式の事実:Aの書類・面接・免除結果

A選抜の段階別日程と通知の意味です。

Aの書類選考結果は2026年6月25日発送、面接は7月18日、筆記試験免除の結果は7月23日発送です。7月23日に通知されるのは筆記免除の可否であり、入学の最終合否ではありません。

大学公式の事実

大学公式の事実:BのWeb登録と郵送

2027年度募集要項のB出願期間です。

BのWeb登録と検定料払込は2026年6月15日から7月3日14時59分まで、郵送受付は6月29日から7月3日までです。国内消印と海外必着の条件はAと同じです。

大学公式の事実

大学公式の事実:8月の試験と9月の発表

募集要項の機械航空系日程と表全体の注記を区別しています。

基礎は2026年8月18日14時30分から16時30分、専門は8月19日9時から12時、口頭試問は8月20日の後日通知時刻です。表には一部専攻で8月21日に行う場合があるとの注記がありますが対象専攻は特定されていません。最終合格発表は9月4日正午です。

大学公式の事実

大学公式の事実:検定料は30,000円

募集要項の検定料とA志願者の扱いです。

入学検定料は30,000円で、別に決済手数料が必要です。Aに出願して筆記免除とならなかった人が8月の一般選抜を受ける場合、再出願や検定料の再払込みは不要とされています。

04

提出物と生成AI禁止

全員提出と条件付き提出、本人が書く文書を区別します。

大学公式の事実

大学公式の事実:Web入力後に書類を郵送する

提出物の全体像です。個々の該当条件は募集要項の区分に従います。

出願ではWeb登録後、志願票、写真票、選抜区分に応じた学修希望調書、英語スコア関係書類、指定封筒、類型該当性の自己申告書など、募集要項が指定する書類を郵送します。条件によって追加書類が変わります。

大学公式の事実

大学公式の事実:教育歴・国籍等で追加書類が変わる

募集要項の条件付き提出書類を対象別に整理した事実です。

外国の大学、他大学、高等専門学校専攻科、学位授与機構への申請、外国籍、国費留学生などの条件により、成績、卒業、学位、在留、国費留学に関する書類が追加されます。全志願者が同じ追加書類を提出するわけではありません。

大学公式の事実

大学公式の事実:提出する記述物の生成AI作成は禁止

2027年度募集要項冒頭の禁止事項です。

募集要項は、出願時に提出を求める記述物を生成AIで作成してはならないと明記しています。

本書の提案

本書の提案:提出物を三種類に分けて準備する

手続漏れを減らし、大学の禁止事項を守るための提案です。

準備表を「Webで入力・印刷するもの」「学校や試験機関から発行してもらうもの」「自分の条件で追加するもの」の三列に分け、発行日、原本か写しか、郵送要否、締切を記します。提出文章そのものは本人が考えて書きます。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 2027年度 名古屋大学大学院工学研究科 博士前期課程学生募集要項

    名古屋大学大学院工学研究科|資料:2026年4月発行・2027年度入学|確認:2026-08-29|参照箇所:物理p.2、p.6、pp.7-22、pp.25-26、p.28、pp.33-34。募集人員、A/B選抜、出願、英語、試験日程・範囲、研究内容、修了要件

  • 2027年度 機械・航空宇宙工学系 受験に際しての注意事項

    名古屋大学大学院工学研究科 機械・航空宇宙工学系|資料:表題2027年度・PDFメタデータ2026-04-27|確認:2026-08-29|参照箇所:物理p.1は3専攻の志望順位・試験範囲・一般選抜のみとの記載、物理p.2は筆記免除・英語・口頭試問・研究室希望調査・持込等。pp.3-5は博士後期課程

  • 航空宇宙工学専攻 スタッフ紹介

    名古屋大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻|資料:ページ上に一括更新日表示なし|確認:2026-08-29|参照箇所:見出し「スタッフ紹介」。空力・推進、構造・創製、飛行・制御、寄附講座、JAXA連携講座の研究単位・氏名・職位