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第3章 8専門科目と公式過去問を正しく読む

東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻の院試対策講座から、公式出題範囲を4科目ずつ理解し、A・Bの過年度問題と2027年度条件の境界を守る章です。

01

8科目の範囲 前半4科目

資源、増養殖、利用化学、動物学の問いの違いをつかみます。

大学公式の事実

大学公式の事実:漁業資源学

専攻公式出題範囲の漁業資源学欄を要約しました。頻出順ではありません。

漁業資源学は、持続的利用に必要な漁業生産技術、資源生物学・生態学、経済、制度、社会・国際関係、資源動態、資源評価・管理を範囲とします。資源動態モデルだけでなく、漁業経営、流通、国際情勢も含みます。

大学公式の事実

大学公式の事実:水産増養殖学

専攻公式出題範囲の水産増養殖学欄に基づきます。

水産増養殖学は、資源と環境へ働きかけて保護・増大を図る増殖と、人の管理下で生物を飼育・生産する養殖を扱います。繁殖保護、種苗、養殖環境、餌飼料、感染症に加え、対象生物の生理・生態も問われます。

大学公式の事実

大学公式の事実:水圏生物利用化学

専攻公式出題範囲の水圏生物利用化学欄に基づきます。

水圏生物利用化学は、水産食品の種類、鮮度・貯蔵、呈味・匂い・色、栄養・健康機能、衛生管理、食中毒原因物質、刺咬毒、医薬資源を範囲とします。安全な利用と有用成分の活用を化学的に考える科目です。

大学公式の事実

大学公式の事実:水生動物学

専攻公式出題範囲の水生動物学欄に基づきます。

水生動物学は、海洋・河川・湖沼の脊椎動物と無脊椎動物について、分類、系統・進化、形態、構造と機能、生活史、生態を問います。無脊椎動物では、利用法や有害性など人間との関係も範囲です。

02

8科目の範囲 後半4科目

生理、環境、生命化学、生態の観察単位を分けます。

大学公式の事実

大学公式の事実:水産動物生理学

専攻公式出題範囲の水産動物生理学欄に基づきます。

水産動物生理学は、魚類等の環境適応や生殖を、器官、組織、細胞、分子の働きから理解する科目です。神経、内分泌、免疫、浸透圧調節、呼吸・循環、感覚、生殖に加え、胚発生、形態形成、器官形成も範囲です。

大学公式の事実

大学公式の事実:水圏生物環境学

専攻公式出題範囲の水圏生物環境学欄に基づきます。

水圏生物環境学は、環境因子と生物の相互作用、とくにプランクトンの時空間変動と環境要因、生物群集が生物生産・物質循環に果たす役割を扱います。栄養塩、食物網、気候・環境変動も範囲です。

大学公式の事実

大学公式の事実:水圏生命化学

専攻公式出題範囲の水圏生命化学欄を要約しました。

水圏生命化学は、タンパク質、糖質、脂質、核酸、低分子・微量成分、エネルギー代謝、光合成、ゲノム、遺伝子発現、遺伝、分子進化、バイオテクノロジー、クローニング等を範囲とします。水圏生物の独特な代謝も、一般的な生化学・分子生物学の原理から考えます。

大学公式の事実

大学公式の事実:水圏生態学

専攻公式出題範囲の水圏生態学欄に基づきます。

水圏生態学は、環境、群集、個体群、個体とその相互作用を扱います。生活史、行動、個体発生、適応・進化、生存・成長・繁殖、捕食、競争、共生、回遊、分布、生態系サービスまでがキーワードです。

03

2026年度A公式過去問と出題意図

13ページを目視し、題材と評価観点を問題文の転載なしで整理します。

大学公式の事実

大学公式の事実:8科目から2科目・3時間

2026年度A公式過去問と2027年度水圏生物科学専攻入試案内を年度別に照合しました。過年度の答案用紙枚数は現年度条件にしません。

研究科の公式ハブは、2026年度A日程の水圏生物科学専攻過去問と出題の意図を公開しています。過去問表紙は8科目から2科目を選び3時間で解く条件を示します。2027年度Aも2科目・3時間・日本語解答ですが、これは2027年度専攻別案内からも独立に確認できます。

大学公式の事実

大学公式の事実:資源・増養殖・利用化学・動物学の題材例

画像PDF物理pp.2-8を目視し、問題文を転載せず題材だけを要約しました。

2026年度Aでは、漁業・養殖生産、Schaefer型余剰生産、YPR・SPR、ブリ類の生産・養殖、種苗放流、水圏生物の自然毒、脂質酸化、甲殻類や魚類の形態・生活史などが題材になっています。これは一年度の掲載例で、2027年度の出題予告ではありません。

大学公式の事実

大学公式の事実:生理・環境・生命化学・生態の題材例

画像PDF物理pp.9-13と出題意図PDF物理pp.1-5の要約です。

同じA過去問には、配偶子形成、体色変化、海水適応、性分化・胚発生、基礎生産、クロロフィルa、生物ポンプ、ATP生成、未知遺伝子の機能検証、環境DNA、最適採餌などの題材があります。出題意図は、用語暗記だけでなく機構、モデル、実験、考察を確かめることを説明しています。

本書による説明

本書による説明:出題意図は模範解答ではない

公式の過去問と出題意図の役割を本書が区別した説明です。三列表は本書の整理法です。

出題意図は、各設問がどの知識や考え方を確かめたかを読む資料です。正解文、部分点、配点、必要語数を示す模範解答ではありません。学習では、範囲、問題、意図を三列にし、意図に対応する説明や立式を自分で作ります。

04

2026年度B公式過去問の公開境界

英語問題の4ページを、2027年度の8科目制度と混同せず読みます。

大学公式の事実

大学公式の事実:公開PDFは英語問題4ページ

2026年度B公式過去問の全4ページと同年度の出題の意図の全3ページを目視しました。

2026年度Bの公式過去問PDFには、漁業資源学、水産動物生理学、水圏生命化学、水圏生態学の英語問題が各1ページ収録されています。出題の意図PDFは、この4科目の評価観点を説明しています。

大学公式の事実

大学公式の事実:2027年度Bは8科目から2科目

2027年度専攻別案内の選択制度と、2026年度B公式過去問の収録範囲を分けて確認しました。

2027年度Bは、Aと同じ8科目から出願時に2科目を選び、英語で出題・英語で解答します。過去問PDFに4科目だけが見えることは、2027年度の残り4科目を選べないという意味ではありません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:掲載4科目の理由

研究科の公式入試ハブ、2026年度B公式過去問、同年度の出題の意図に書かれていない事情を作らないための境界です。

公開資料からは、2026年度B過去問PDFが4科目だけを収録する理由、他4科目の実施・非実施、非掲載の事情を確定できません。公開ページ数から科目の有利不利、受験者数、次年度の出題を推定しません。

大学が公表していない情報

大学が公表していない情報:解答・配点・最低点・予測

公式ハブ、出題範囲、過去問、出題意図の公表範囲を照合した未公表事項です。

A・Bとも、公式解答、科目別配点、採点基準、足切り、合格最低点、科目別平均、2027年度の問題や再出題予定は確認できません。出題意図を公式解答と呼ばず、単年度の題材から頻出分野を断定しません。

05

本書独自のSchaeferモデル演習

資源動態モデルを、式、平衡、意味、誤りの順に説明します。

本書の提案

本書の提案:独自問題を読む

公式範囲と2026年度Aのモデル題材を基に本書が作成した独自練習です。

これは本書が作成した独自問題であり、大学が公表した過去問ではありません。資源量Bが dB/dt = rB(1-B/K) - qEB に従うとします。rは内的自然増加率、Kは環境収容力、qは漁獲係数、Eは漁獲努力量です。非ゼロ平衡資源量を求め、その平衡が正になる条件を説明してください。

本書の提案

本書の提案:式の二つの部分を言葉にする

独自問題を解くための本書の説明手順で、大学の採点項目ではありません。

rB(1-B/K)は、資源が自然に増える部分で、BがKへ近づくほど増加が弱くなります。qEBは漁獲で減る部分で、資源量と努力量の両方が大きいほど増えます。まず式の各項を言葉にすると、符号の取り違えを見つけやすくなります。

本書の提案

本書の提案:独自問題の立式と解答

本書独自問題への本書の解答例で、公式模範解答ではありません。

平衡ではdB/dt=0です。Bをくくると、B{r(1-B/K)-qE}=0になります。非ゼロ平衡では r(1-B/K)=qE なので、B*=K(1-qE/r)です。この値が正である条件はqE<rです。qE=rなら非ゼロ平衡は0へ接し、qE>rなら式上の正の非ゼロ平衡はありません。

本書による説明

本書による説明:平衡は変化率がゼロの状態

資源動態モデルの式を18歳向けに平易化した本書の説明です。現実の変動を消す主張ではありません。

平衡資源量とは、その瞬間の増加と減少が釣り合い、モデル上の変化率がゼロになる資源量です。現実の海で個体数が完全に一定になるという意味ではなく、モデルの仮定の下で考える基準点です。

本書の提案

本書の提案:三つの誤りを点検する

計算と生物学的意味をつなぐ本書の点検方法です。公式採点基準の予測ではありません。

最後に、自然増加項と漁獲項の符号、B=0の平衡と非ゼロ平衡の区別、B*>0の条件を点検します。式だけを書いて、努力量が増えると平衡資源量がどう変わるかを言葉で説明しない答案も見直します。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 大学院入学案内

    東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|資料:2026-06-09更新資料を掲載・ページ公開日表示なし|確認:2026-08-30|参照箇所:令和9年度修士募集要項、専攻別案内、教員一覧、過去入試問題・出題の意図への公式導線

  • 水圏生物科学専攻 修士課程入試案内

    東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻|資料:2027年度用・PDF作成更新2026-04-07|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理p.1 A日程、p.2 Aの提出・事前連絡等、p.3 B日程、p.4 Bの事前連絡等

  • 修士課程入試の出題範囲

    東京大学大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻|資料:2026-08-30時点の現行表示・年度表示なし|確認:2026-08-30|参照箇所:漁業資源学、水産増養殖学、水圏生物利用化学、水生動物学、水産動物生理学、水圏生物環境学、水圏生命化学、水圏生態学の各見出し

  • 2026年度 修士A日程 公式過去問

    東京大学大学院農学生命科学研究科|資料:2026年度入学試験|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理p.1表紙、pp.2-13の8科目。画像PDFを全ページ目視

  • 2026年度 修士A日程 出題の意図

    東京大学大学院農学生命科学研究科|資料:2026年度入学試験|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理pp.1-5、8科目の出題意図

  • 2026年度 修士B日程 公式過去問

    東京大学大学院農学生命科学研究科|資料:2026年度入学試験|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理pp.1-4、公開ファイルに収録された4科目の英語問題

  • 2026年度 修士B日程 出題の意図

    東京大学大学院農学生命科学研究科|資料:2026年度入学試験|確認:2026-08-30|参照箇所:PDF物理pp.1-3、公開過去問4科目の出題意図