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出典付き・公開プレビュー

第6章 過去問の確認境界と本書独自の電気探査演習

九州大学 大学院工学府 地球資源システム工学専攻の院試対策講座から、公式過去問を発見できなかった範囲を示し、Wenner四極法の本書独自問題を解きます。

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第6章 過去問の確認境界と本書独自の電気探査演習

見掛比抵抗を計算し、測定値と地下の真の比抵抗を同一視しない理由まで説明します。

本書による説明

本書による説明:本書が確認した公式導線では年度別問題アーカイブを発見できなかった

探索した公式範囲と、非存在までは断定できない境界を示しました。

2026年9月4日時点では、地球資源システム工学専攻の修士一般選抜について、年度別の問題本文を閲覧できる公式アーカイブを発見できませんでした。確認したのは、2027年度募集要項、工学府入試ページ、専攻ページの3導線です。これは調査した公開範囲での結果であり、問題が存在しない、窓口でも提供しない、大学が非公開方針を決定した、という意味ではありません。

本書による説明

本書による説明:本書が確認した公式公開資料では、公式解答・採点基準・口頭試問詳細は分からない

本書が確認できなかった公式資料と、出所不明資料を分けました。

確認した公開資料では、年度別の公式問題本文に加え、模範解答、解答例、採点基準、科目別配点、合格最低点、一般選抜口頭試問の質問内容を確認できません。第三者が「九州大学過去問」と表示する問題は、出典URL、年度、専攻、選抜区分、問題冊子の表紙を照合できなければ、公式問題として扱いません。

本書の提案

本書の提案:問題の出所はURL・年度・専攻・選抜区分で記録する

過去問の誤帰属を避ける本書の出所管理法です。

演習問題を保存するときは、①大学公式URL、②入学年度と実施年、③対象専攻、④一般選抜などの区分、⑤科目・問題番号、⑥取得日を一緒に記録します。これらを確認できない問題は「出所未確認」とし、公式過去問の傾向分析へ入れません。本書独自問題には独自問題の表示を付け、大学問題と同じIDや見出しを使いません。

本書の提案

本書の提案:独自問題―Wenner四極法の見掛比抵抗

大学過去問・出題予測ではない本書独自問題です。

これは九州大学が公表した過去問ではなく、本書が作成した独自演習です。Wenner四極法は、等間隔に並べた4本の電極を使い、外側から電流を流して内側で電位差を測り、地下の電気的な性質を調べる方法です。ここでは、地下が一様で十分に広いとみなす「均質な半無限地盤」を仮定します。電極間隔a=10 m、電流I=0.20 A、電位差ΔV=80 mVとし、見掛比抵抗ρa=2πa(ΔV/I)を求めてください。さらに、aとIを変えずΔVが半分になった場合を計算し、見掛比抵抗が一つの地層の真の比抵抗と必ずしも一致しない理由を説明してください。数値は本書が設定し、式はUSGS資料で確認しました。

本書の提案

本書の提案:80 mVを0.080 Vへ直し、測定抵抗を求める

本書独自問題に対する本書の単位換算・立式・数値解です。

まず80 mV=0.080 Vです。測定抵抗はR=ΔV/I=0.080/0.20=0.40 Ωとなります。したがって見掛比抵抗はρa=2π×10×0.40=8π≈25.1 Ωmです。幾何係数2πaの単位mと測定抵抗Ωを掛けるため、最終単位はΩmになります。mVのまま代入すると1000倍の誤差になります。

本書の提案

本書の提案:電位差が半分なら見掛比抵抗も半分になる

本書独自問題の条件変更と比例関係による検算です。

aとIが同じでΔV=40 mV=0.040 Vなら、R=0.040/0.20=0.20 Ωです。ρa=2π×10×0.20=4π≈12.6 Ωmとなり、元の約25.1 Ωmの半分です。式では見掛比抵抗が電位差に比例するため、計算前にも半分になると予測できます。数値解と比例関係が一致することを検算に使います。

本書による説明

本書による説明:見掛比抵抗は地下全体と測定配置の影響を受ける

公式の物理探査分野と研究者情報を基に用語の意味を説明しました。

見掛比抵抗は、実際に不均質な地下を、同じ応答を示す均質地盤へ置き換えたときの代表値です。複数の地層、含水状態、空洞、鉱体、地形、電極配置、接地状態、測定雑音の影響が一つの値へ重なります。そのため、一回の測定値を特定地層の真の比抵抗と同一視できません。複数位置・複数間隔のデータと数値モデルを用いて地下構造を推定します。

本書による説明

本書による説明:インバージョンは観測を説明する地下モデルを探す

物理探査の公式研究テーマを初学者向けに説明しました。

観測結果から地下モデルを逆算する方法を、インバージョン(逆解析)といいます。地下の比抵抗分布を仮定して計算した応答と、実際の観測を比べ、差が小さくなるようにモデルを更新します。ただし、異なる地下構造でも似た観測結果を作れてしまう「非一意性」があります。データ誤差や、急な変化を抑える「平滑化」の条件も結果に影響します。得られた画像は地下を直接撮影した写真ではなく、観測と仮定から推定したモデルです。

本書の提案

本書の提案:誤答は単位・割り算・幾何係数・用語の順に点検する

本書独自問題の誤答点検と自己採点例です。

mVをVへ直したか、ΔV/Iの単位がΩか、2πaを掛けたか、最終単位がΩmかを順に確認します。次に、見掛比抵抗と真の地層比抵抗を同じ値と書いていないかを点検します。10点の自己採点例は、単位換算2点、測定抵抗1点、見掛比抵抗3点、半減条件2点、見掛値の説明2点です。これは本書独自の自己採点で、九州大学の配点ではありません。

本書の提案

本書の提案:24週間は基礎・年度問題探索・答案・研究接点に分ける

公式日程と選抜要素に合わせた本書の準備案です。

一般選抜試験日の24週前を起点にします。第1~8週は、数学と選択候補科目の基礎を固めます。第9~14週は、出典を確認できる問題と教科書の演習に取り組みます。第15~20週は、選んだ専門3科目・数学・作文を制限時間内に解く、または書く練習をします。第21~24週は、間違えた問題の解き直し、研究計画、口頭試問に備えた説明練習へ進みます。英語原本、出願様式請求、選択科目、第二志望、関連科目相談、教員連絡は別の期限表で管理します。各年度の新要項が出たら日付を差し替えてください。

サイト運用上の事実

サイト運用上の事実:購入後は完成版PDFをメールで送付する

購入後もサイト全文を開放しない現在の提供方法です。

購入前に閲覧できるのは、この公開プレビューに表示された範囲です。購入後もサイト上の有料全文は開放しません。決済確認後、原則2日程度で、完成版PDFを購入時に指定したメールアドレスへ送付します。届かない場合は迷惑メールフォルダと受信拒否設定を確認し、受付番号・購入時のメールアドレス・対象講座名を添えて「運営・お問い合わせ」の窓口へ連絡してください。

REFERENCES

この章で確認した一次資料

公開本文の作成にあたり、以下の資料を確認しました。入試条件は変更されるため、出願時は必ず大学の最新情報と照合してください。

  • 令和9(2027)年度 九州大学大学院工学府修士課程 学生募集要項

    九州大学大学院工学府|資料:2026年5月掲載|確認:2026-09-04|参照箇所:表紙、2~11頁、22頁、24頁、30頁。日程、募集人員、書類、英語、専門3科目、数学、作文、免除、第二志望、関連科目、実施状況。本書の確認対象には、科目別・口頭試問の時間と年度別問題本文への公開導線も含む。

  • 大学院入試・工学府指導教員連絡方法

    九州大学工学部・大学院工学府|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:2027年度一般選抜の募集要項、紙の出願様式の請求方法、出願前に希望指導教員へ連絡する案内。本書の確認対象には、科目別・口頭試問の時間、研究設備の利用条件、年度別問題本文への公開導線も含む。

  • 工学府 地球資源システム工学専攻

    九州大学工学部・大学院工学府|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:専攻概要、教育目標、四つの科目群、研究室・修士論文、学位論文基準、七つの教育研究分野、シラバス導線。本書の確認対象には、年度別問題本文への公開導線も含む。

  • 地球資源システム工学部門 スタッフ

    九州大学大学院工学研究院 地球資源システム工学部門|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:教授・准教授・助教の氏名、職位、専門分野。個別研究室ページとの食い違いを避ける現行スタッフ一覧。本書の確認対象には、研究設備の利用条件も含む。

  • 研究者詳細 松本 光央

    九州大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:地球資源システム工学部門准教授、同専攻併任、地熱・流体資源の貯留層工学、天然水素、担当授業、論文。本書の確認対象には、掲載研究で扱う設備・データ・フィールドの利用条件も含む。

  • 九州大学シラバス検索

    九州大学|資料:2026年9月4日確認|確認:2026-09-04|参照箇所:年度・科目別シラバスの公式検索入口。2027年度の専攻全科目は未取得。

  • Interpretation of Resistivity Data, USGS Professional Paper 499

    U.S. Geological Survey|資料:1966年|確認:2026-09-04|参照箇所:37頁・39頁。見掛比抵抗の概念、Wenner配置、ρa=2πaV/I、電極間隔・電位差・電流の定義。

  • North Dakota Geological Survey Report of Investigation No. 86

    North Dakota Geological Survey|資料:2017年|確認:2026-09-04|参照箇所:Wenner配置の式と、見掛比抵抗が真の比抵抗に一致するのは均質・等方性媒体の場合だけという説明。